車載LIDARの動向
きっかけ
AudiがA8で自動運転レベル3を実装することを発表したが、これにはValeoのScalaが搭載される。 このLIDARや、自動運転技術開発で使用されているVelodyneのHDL-64などは高価であるが、今後各OEMが自動運転技術を搭載するにはLIDARの低価格化が必須と思われる。 そこで、現状の各社のLIDARの動向を調べてみた。
更新日
2017/12/9
各社の開発体制
方式について
- フラッシュ:カメラのストロボみたいに面発光
- 光フェーズドアレイ:可動部なしでスキャン
- 複数のLDを使用して一つのビームを形成する
- LD間の位相をずらすことにより波面をの向き、つまりビームの方向を変化させることができる
- 高精度の位相変調技術が必要であるが、ガルバノミラーなどを使用した場合に比べて高速スキャンが可能となる
- シーケンシャル:フラッシュの範囲を分割した方式
- フラッシュや光フェーズドアレイなどの可動部が無い方式をソリッドステート方式という
参考
- 日経Automotive 2017/12