CANプロトコルについて
CANについて
- Controller Area Network
- マルチマスタ方式
- イベントドリブン
- バス型のネットワークトポロジ
データフレーム
- SOF(Start Of Frame)
- 送信開始
- アービトレーション・フィールド
- IDとRTRで構成
- コントロール・フィールド
- データ長コードと予約ビット
- データ・フィールド
- ユーザー定義領域
- CRC(Cyclic Redundancy Check)
- データの誤りチェック
- ACK
- 正しく受信されたた場合に受信ノードから返ってくる
- 受信ノードがドミナントに変換することで、送信側は正常に受信できたことを知る
- EOF(End Of Frame)
- フレームの終了
自己診断機能(OBD2)
- On-Board Diagnostics
- 自動車に搭載されている診断機能
- ピン配置、故障コードはDLC(Data Link Coupler)と呼ばれる統一規格
- 故障コードはDTC(Diagnostic Trouble Code)と呼ばれる
- アルファベット1文字と4ケタの数字
- CANに関するDTCは"U"から始まる
OSI参照モデル
- Open System Interconnection参照モデル
- 異なる装置間の通信機能を7つの階層構造であらわしたもの
- CANでは物理層、データリンク層のみサポートしている
- 送信時
- 第7層から順にデータを付与していき、第1層で送信する
- 受信時
- 第1層で受信したデータから順に情報をチェック(削除)していき、第7層に伝える
第1層 物理層
第2層 データリンク層
- 直接接続された通信機器同士の通信を管理する
- 例)PCとルータ間の通信
第3層 ネットワーク層
第4層 トランスポート層
- 通信の信頼性の管理する
- パケットが欠けるなどの通信エラーの検出する
第5層 セッション層
- 通信経路を確立する
- 通信開始と終了のタイミングを管理する
第6層 プレゼンテーション層
- PC上のデータとネットワーク上のデータ形式の変換
- ファイル⇔バイナリ
第7層 アプリケーション層
- アプリケーションと下位層からのデータの変換
参考
- 車載ネットワークシステム徹底解説
- CANの差動出力信号レベル調整を実現するシンプルな回路 | アナログ・デバイセズ
- 自動車の自己診断機能 - Wikipedia